2016年の今年の旅からは予備のスポークを持って行きます。

今年で3年目になるエンペラーくんの旅ですが、過去2年間で重い荷物を背負って時にはダートの道を走ったりもしたので

奄美大島にて
万が一のことを考慮して持っていくことにしました。でも実際にスポークがそんなに簡単に折れるとも思えません。旅中にスポークが折れたとの話をたまに耳にしますが、「乗り方」にも問題があると思います。
旅をするチャリダーには二つのタイプがあって、一つは旅の手段として自転車を利用するチャリダーと、もう一つは色んな所を走りたくて手段として旅をするチャリダーです。わたしは後者です。
でも一般的に前者の方が多いと思います。旅の手段としてだけ自転車を利用するひとはあまり自転車に対する愛情もなく、木枝や石がゴロゴロしている道でも容赦なくスピードを落とさずに走り抜け、縁石やマンホールも躊躇なくどんどん踏み越えて進んでゆく。
でも自転車を趣味としているチャリダーは木枝や石はスピードを落として避けるし、縁石やマンホールもかなり意識して少しでも衝撃を和らげる工夫をします。ちょっとした違いでもそれが長い期間となれば自転車に掛かる負担は相当なものになると思います。
先日道の駅で出会ったチャリダーさんはなんと12年間も休みなく自転車で旅をしている方でしたが、一回もスポークを折ったことがないと話していました、荷物もかなり積んでいました、がその人の実家は自転車さんでした。自転車の乗り方を知っているひとなんだと思いました。
だから気を付けて、自転車に愛情を持って走っていればスポークが折れるなんてことはないんじゃねえか・・・って思うんですが、一応持っていくことにします。話が矛盾しているようですが、もともといい加減な人間なんで勘弁してください

話がかなりそれましたが、スポークを持って行くことに付随して持って行かなければならない道具があります。これです。

スプロケ外しです。後輪の右側のスポークが折れた場合はスプロケを外さないとスポークの交換が出来ないのでこの道具は必須となります。

しかしこのスプロケ外しが重い、ペアで550gにもなる。かなりの重量負担になります。
後輪の右側が折れた時のみに必要になりますので確率は4分の1ですが、後輪の方が重量が掛かるので4分の1よりは確率が高い。でもそもそもスポークが折れる確率も低いので、その万が一の為に550gの道具を持って行くべきか否か・・・を考えています。
スポークさえ持っていれば自転車屋さんまで我慢して押して、そこで修理してもらう手もあります。
でもたぶん持っていくと思います



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