2016年04月23日

面白い本を読んだよ 「しないことリスト」pha


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しないことリスト -
しないことリスト -

最近わたしは「やるぞ!頑張るぞ!」的な本よりも、

「まあそんなに気負わずに、適当にのんびりやろうよ」的な本を読むようにしてます。

こちらの本の方が人間らしいライフスタイルを提案してくれるものが多いからです。そして昨今のわたしの心境にマッチしているから。

色んな本を読みましたがこのpha著の「しないことリスト」が特に面白かった。このpha(ファ)という間の抜けたようなペンネームがいかにもこの作家の性分を表しているようで好きだ。

よく読書しながら気に入ったフレーズがあった時にはその部分をメモしたりしてたのだが(線を引くと古本で売れなくなるから、わたしは大概の本は読んですぐアマゾンで売るようにしている)、面倒くさいのでスマホで撮るようにした。

そのスマホで撮ったフレーズを以下に紹介します。


1.ググればすぐにわかる、誰にでも手に入れられるような無色で中立な情報に意味はない。情報を自分なりに咀嚼していかに自分なりの意味付けが乗ったアウトプットにできるかが大事なのだ。

2.成功はいったん得たら、すぐに手放したほうがいい。なぜかというと、得て積み上がったものが自分を縛る枷になって、しがらみだらけで自分の好きなように動けなくなるからだ。だから、積んだものはすぐに捨てることが重要なのだ。

3.だるさというのは大事な感覚だ。だるさを単なる怠惰な気持ちとして無視するんじゃなくて、もっとだるさに敏感になったほうがいい。だるさを感じるときは、「体調が悪い」とか「精神状態が悪い」とか「今やっていることがあまり好きじゃない」とか、そうした漠然とした現状への違和感が体や気分のだるさとして表れているのだ。だるさというのは、ちょっと休養したり方向転換したほうがいい、という体からのシグナルなのだと思っている。

4.失敗をした場合に、今までに注ぎ込んだ時間やお金を惜しがって、惰性でそこにお金や時間などの資源を投下し続けてはいけない。できるだけ早く切り上げて被害を最小限にするのが大切だ。それは投資に限らず、人生の何に対しても適用できる原則だろう。



1.に関しては将棋士の羽生善治さんも同じようなことを言っていました。今はググればどんな情報でも簡単に手に入れられる、昔のようにでっかい百科事典を持ち出す必要もなくなった、だから端切れのようにネット上を舞う情報をいくらかき集めても何の意味もない、誰もそんなものに価値を見出してはくれない、ただの物知りでは自己満足だけで終わってしまう。

だから得た情報を自分の次の行動に活かせるような、その変換装置を自己のなかに造り出すことが重要になるだろう。それができれば新しい独自の「仕事」を造り出すことも可能になる。そのためには多くの本を読んで、端切れのような無味乾燥な情報ではなく、著者の汗と血の匂いがする生きた情報を教養として身につけることが必要だ。株や先物や未来の自分に投資するのではなく、今の自分に惜しみなく投資するのだ。

2.はまさに今のわたしへのメッセージのようだ。これまで9年間、脱サラして小さなネットショップを起こして、とりあえずその収入だけで食べていけるようになることを目標にしてがむしゃらに働いてきて、当初はバイトしながらの両立でしか食えなかったが、3年前にバイトを辞めて、ネットショップ一本でなんとか食えるようになって、いちおう小規模ながらもわたしなりの「成功」を獲得したかのように思う。だからこそ軌道に乗ったと確信できた数か月前にとたんにつまらなくなってやめたくなったのだ。

ある意味で成功とは安定であり、安定とは平凡である。来年のことがすべて予測できる、こうなるともうやめたくていてもたってもいられなくなった。予測できる来年の予定はわたしを縛る枷以外の何ものでもない。だからすべて、今まで9年間コツコツと獲得してきた顧客も何もかも捨てて自由に身軽になりたくなった。この衝動的ともいえる自分の行動に少し迷う気持ちもあったが、この作者の言葉に「大丈夫だ」っていうお墨付きをもらったようで安心した。

3.については特に季節の変わり目に多いですね(笑)わたしも先日、朝目が覚めてもまったく起きて何かしようとする気が起らなかったので昼まで寝てたらその後は何となく元気になりました。まあ、たまたま仕事がなかったらそんなふて寝もできたのですが、やる気のない時は仮病を使ってでも休めってこの本には書いてありました(笑)が、実際そうするべきなんです。サラリーマン諸君!もっともっとサボって体を労わろう!

4.についてはそのまんまですね。つまんない本買ってしまったら「せっかくお金出して買ったんだから最後まで読もう」なんて考えないで即本棚へしまって次の本読んだ方が時間と精神力まで無駄にしなくて済むんですね(笑)

って長々と書いてしまいましたが、肩いからせてガツガツ働くだけが能ではない。の〜んびり、ゆっくり、しかし少しだけ頭を使って収入は少しでも楽しく生きていく方法はある、その多様なライフスタイルを提案してくれる良い本でした。

わたしのジバキンフリーにも通ずる本です


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posted by チャリダー詩人 at 15:59| Comment(0) | チャリンコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする