お昼はやっぱり図書館へ出かけてしまいました
雪が溶けて道がべちゃべちゃです、けっこう歩き辛い
街中の風景も雪が溶けて随分変わった
とりあえずお昼を、とインディアンまちなか店へ
いつものインディアンカツを食った
そのあと駅の待合所で休憩
セブンのコーヒーと、今日は六花亭にマルセルバターケーキを食った
美味かったよ (*^-゚)vィェィ♪ 次はどら焼きを食おう
駅の雰囲気ってなんか好きなんだよね〜
同じような空間でもスーパーのような商業施設だと、なにか買わないと後ろめたいような気持ちになるが、駅だとそれがない
慌ただしく歩く人を客観的に眺めていられるような、そんな不思議な空間です
そして図書館へ
季節の移り変わりを肌で感じる
これが生活というものですね、観光ではこの季節感は味わえない
でも図書館の窓から見る景色は相変わらず冬のまんま
過去のフィルムを眺めているよう・・・図書館も不思議な空間だ
岸田劉生の画集を見ました
この画は好きですね
青空の向こうに伸びてゆく、奇妙に盛り上がった道とゆがんだ塀、不思議な画です
有名な麗子像
グロテスクな一面をもって東洋人を表現しようとしたのでしょうか
劉生のいい言葉が載っていました
「僕が細かにものを描くのは僕が独りでものを見るからだ」
そう、対象と向きあうとき、芸術家は独りなんです
これも面白かった
「永井豪 世紀末展」
懐かしい画が多くて楽しかったね〜永井豪ってマジンガーZやらデビルマンやら少年向けの歴史的なキャラクターを数多く生み出してるけど、エロティックな作品も多いよね
けっこう仮面とか・・・ヾ(~O~;) コレ
この美術全集も見入ってしまった
「世界美術大全集 エジプト美術」
これらが今から3000年も4000年も前に作られていたことに驚くのだが・・・
とにかく完成度がハンパないのだ
なんだろう、この恐ろしいような美しさは・・・
でも「そんな昔に・・・」っていう考え方はいまの「常識」という観念に汚染された考え方なのだ
この太古のエジプト人の方が今よりはるかにすぐれたテクノロジーや感性を持っていた、と考えることになんの不自然性もないのだから
だってピラミッドなんて、現代の科学で建造しようと試みても恐らく無理であろうから
大きな証拠を目の前に出されても、「常識」という曇りガラスを外さないといつまでも真実は見えないのだ
帰りはすっかり日が暮れてました
夜の街の風景もいいよね、帯広の駅前
帰ってからすぐ温泉に行きました、なんかすんごい体がだるいので
そして晩飯、スーパー食いのがだるいんで、セブンであんかけ焼きそば買って、酎ハイ飲みながら食いました

そして焼酎飲みながら、今日は小津安二郎監督の「秋刀魚の味」を見ました
まだ途中までしか観てないんですが、この映画のいいところは、ひとつひとつのシーンが絵のように主張していて美しいんです
人物が登場するまえの廊下のシーンも

場面の変わり際のシーンも

遠いカットのシーンも俳優が絵画のなかの人物のようにさりげなく主張している

そして主演の岩下志摩が美しい

これは美しい人を役柄に合わせて更に美しく撮るという技術があってできあがるシーンなのだと思います
シーンのひとつひとつが一枚の絵のように独立して主張している、まさに行分けの詩のような映画です
って、偉そうに語ってたら眠たくなったので寝ます
明日は朝から労働です
おやすみなさい

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