2017年02月03日

図書館 ポール・デルヴォ―の不思議な絵 明日から労働です



お昼はクリームシチューの残りとパン、石油ストーブで温める


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石油ストーブで温めると、カレーでもシチューでも焦げ付かないんですよね〜鍋全体が温められるかれでしょうか、大変便利です、ガス代の節約にもなるし


食卓の画像は撮り忘れました (・・。)ゞ テヘ


食後はパンとコーヒー


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腹がふくれたので、水木さんの本を読んでたら、またいい言葉がありました


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「虫とか草とかが吐く言葉は、地球の言葉なんです」


水木さんらしい言葉です

旅中は毎日その「地球の言葉を」聞いてきた気がします



そして図書館へ


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今日も風が強いじょ〜寒かったじょ〜 (ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・


図書館へ到着


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これを読みました、ってか見ました


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澁澤龍彦 空想美術館


澁澤龍彦の死後に関係者が、彼の好きだった画家を、彼の文章と一緒にまとめた画集です

澁澤龍彦は、マルキ・ド・サドの翻訳で有名な、快楽主義の作家です

この方の生き方が好きなんです


快楽主義者の好みにしては、ちょっと大人しめの画家が選ばれていたのですが


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この画家の作品はゾクッとして見入ってしまいました


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ポール・デルヴォ―


陰毛を露わにした女性が印象的なのですが、その色使い、構図、背景すべてに不気味なエロティシズムを感じてしまいました


だからもっと見たくなって、図書館の棚を探したら


彼の画集が見つかりました


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気持ちが悪くなるくらい見入ってしまいました


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この画のなかの女性はみな恐ろしいくらいに無表情で、それでいて瞳が大きいのです

背景は古代の都市やサロンや部屋で、遺跡のように人気のない場所に無表情の裸の女性がたむろしているという、なんともいえない異様な空間が描かれています

男性は弱弱しく青白くアクセントのように置かれている


特にこの一枚


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一輪のバラの花を摘もうとして屈む女性、廊下の脇に立つ女中、その遠景の開かれたドアから見える山と空

なにか重大な恐ろしい秘密が隠されているかのような、そんな不思議な画です



あまりに見すぎて頭がクラクラしてきたのでいっぷく、外へ


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図書館の外は別世界のように寒い


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我に帰った気になりました



帰り際に窓から見た景色がまた叙情的でした


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離れて立つ冬枯れの木と、緑のポール

冬の街角、駅前の異空間です



帰ってからすぐに灯油を買いに行きました


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ソリ買おうかな〜キャリアに灯油タンク結びつけるの面戸くせえ〜



こんな本借りて帰りました


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桜井章一さんという元プロの麻雀師が書いた本です

少し読んだら面白かったんで借りて帰りました

読みたい本が急に増えてきた今日この頃です



そして晩飯、シチューの残りとお惣菜のサラダ


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そして晩酌、今日は焼酎のあと日本酒を熱かんにしました


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寅さん観ながら





今日は特に名言はありませんでした



さあ、明日は久しぶりの労働です



おやすみなさい



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posted by チャリダー詩人 at 21:44| Comment(0) | 2017帯広で春を待つ生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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