2016年05月07日

自転車旅の費用について考える まとめ


3回にわたって自転車旅の費用について考察してみたが、自分でもあきれるくらいにバカバカしい結論になった。

自転車旅の費用について考える 宿泊代について 

自転車旅の費用について考える 飲食代について

自転車旅の費用について考える お風呂(温泉)代について

宿泊代、飲食代、お風呂代のどれも節約するためには「我慢する」という精神論でしか解決できないという結論になった。お風呂代の記事の最後に「やっとまともな結論が出た」と書いたが、「できるだけ水浴で済ませる」という結論もやはり精神論だろう。

しかしこれは自転車に重い荷物を積んでキャンプツーリングしている時点で相当の節約になっているという証明でもあろう。

あくまでこれは旅であって生活ではない、いわんや修行などでは絶対にない、日常から離れて「楽しむ」ために旅をしているのだからそもそも我慢するのがナンセンスなのである。

わざわざ重い荷物を積んで険しい坂を上って、自転車に興味がない人からすれば「努力」とか「修練」にしか見えないのも無理はないが、走っている方にしてみれば「道楽」でしかないのである。登山にしてもマラソンにしてもわざわざ苦しい状況に身を置いて、その汗かいて顔をゆがめている自分を第三の目で見てニヤニヤしている、そう「変態」なんです、ドエムでありドエスなんです。

話がそれて自分でもなに書いてるのか分からなくなりましたが、とにかく楽しむために旅してるんだから色んな出費がかさんでしまうのも無理はないのです。

これが分かっただけでもこの考察には意味があったと思います。

しかし・・・

これが楽しむための「期間限定の旅」ならそれでいいのですが、これからわたしが目指す「365日楽しんで生きる」ためのライフスタイルには一日4000円強の旅費、いや生活費は高すぎると思うのです。

というのが今現在家賃を払って普通に生活している日常の生活費が、家賃も光熱費も食費もすべて含めて2500円くらいなので、それより高くなるのなら「何のための放浪やねん」「仕事やめて収入がなくなったのに生活費が増えてどないすんねん」とか色んな心の声が聞こえてくるので、この心の声にも答えるべくまたバカな記事を暇があれば書きながら考えてゆきたいと思います。

とりあえずこのシリーズ「自転車旅の費用について考える」は終了させて頂きます。

し〜ゆ〜あげいん


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posted by チャリダー詩人 at 22:31| Comment(0) | チャリ旅の費用について考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月06日

自転車旅の費用について考える お風呂(温泉)代について


なんだかバカバカしいシリーズになってしまいましたが、最終章としてお風呂代について考えます。


2013年九州沖縄の旅
総日数44日 総走行距離:2,648キロ
旅の総費用:約25万円
一日平均:5681円(25万円÷44日)

2014年北陸への旅
総日数49日 総走行距離:約3520キロ 
旅の総費用:約25万2千円
内宿泊に掛かった費用:約2万5千円 フェリー代:1万円前後
一日平均:5142円(25万2千円÷49日)

2015年日本アルプスへの旅
総日数52日 総走行距離:約3560キロ 
旅の総費用:約22万3千円
内宿泊に掛かった費用:約2万2千円 フェリー代:5400円 
一日平均:4288円(22万3千円÷52日)


宿泊代、飲食代の次はもうお風呂代しかありません。お風呂代ってどうでもいいようですがけっこう重要です。お風呂代といってもほとんど温泉代になります。

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自転車で走って汗をかきまくった後は温泉にでも入って体の汚れを落として熱いお湯で疲れを癒したいと思うのが人情ですが、昨年の旅はそれまでの旅と違ってあまり温泉には入りませんでした。その理由は川で水浴できる機会が多かったからです。


1.夏ならば水浴でも十分気持ちが良い

川での水浴は温泉とはまた違った爽快感がありますが、熱いお湯で体を流さぬとも冷たい水でもかぶれば十分に汗の汚れは落ちるし、その後新しい服に着替えればそれでお風呂上りのような気持ち良さは得られることに気づきました。

それからは川があるところでは水浴し、川で水浴できないキャンプ場や道の駅でも人目を避けて水道の水でもかぶることができればそれをお風呂代わりにしました。もちろん水浴の爽快感は夏にしか味わえないと思いますが、夏ならば温浴でなくとも水浴でも十分気持ち良いものです。

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岐阜県中津川市坂下 道の駅きりら坂下の後ろを流れている木曽川にて水浴

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滋賀県高島市マキノ町 海津大崎キャンプ場 琵琶湖にて水浴っていうか遊泳

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京都府南丹市美山町 美山町自然文化村キャンプ場の側を流れている川で水浴

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京都府相楽郡笠置町 笠置キャンプ場 木津川にて水浴 最高に気持ち良かった!

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奈良県吉野郡十津川村 谷瀬つり橋オートキャンプ場 十津川にて水浴


2.温泉代は宿泊代より高くなる

宿泊代について
http://charida.seesaa.net/article/437549941.html

の項で書きましたが2015年の旅に掛かった宿泊代の一日平均は423円になる。
 
 2015年の旅では宿泊に掛かった費用は2万2千円。
 それを総旅日数52日で割ると(2万2千円÷52日)1日423円。

温泉代は内地では安くとも400円、高ければ800円、だいたい平均すれば500円くらいでしょうか。
(九州や北海道では無料か100円クラスの温泉が多くあるが、本州ではほとんどない、草津には良い無料温泉が沢山あったなあ〜)

どうでしょう

自転車旅ならではの特殊な比較ではありますが、そんな貧乏旅のなかの500円だから尚更高いといえるのではないでしょうか。

日本人は入浴に対して3度の飯と同じくらいの必要性を感じているので少々高くても「入るべきだ」との観念を持っているが、冷静にみれば決して安い金額ではないので旅中はできるだけ節約すべきなのだ。


3.温泉は疲れを癒すために入るもの、汚れを落とすために入るのではない

節約すべきとはいっても走り疲れてくったくたになっているときは温泉に入ってリラックスしたいと思うのは人情であり、体を休めるためにも入浴は有効な方法であろう、だから疲れているときは温泉が近くにあるならラッキーと思って入るべきだ。

でもそんなに疲れてもいないのに習慣のように入る必要はない、汚れを落とすためならば水浴で十分だし濡れタオルで体を拭いてもいい、頭はどこかの水道に突っ込んで流せば存分に洗える。

夏は温泉に入ってせっかく汚れを落としても、その後寝るまでに汗を存分にかいてしまって意味ないじゃ〜んってことになりがち。


4.どうすれば温泉代を節約できるか

まず温泉代はけっこう高い、ってことを意識すること。

汗の汚れは水浴で十分に落ちるので、疲れを癒すため以外の目的で温泉には入らないこと。

「風呂に入らないと一日が終わった気がしない」という日本人特有の強迫観念を払拭する。

最終〜〜〜結論を出します。

いかに温泉代を節約するかは「できるだけ水浴で済ませる」がポイントになります

やっとまともな結論が出た。


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posted by チャリダー詩人 at 18:00| Comment(2) | チャリ旅の費用について考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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