2016年06月24日

激坂の記憶 戸隠へ36号線を行く 終わらない激坂


もともと戸隠が有名な観光地ということは知りませんでした、というかその地名さえ知りませんでした。





戸隠へ向かった理由はスマホで調べたキャンプ場が安くて設備もいい感じだったし、ルート的にも最適な場所だったからです。まさか激坂地帯だとは思っていませんでした。

前の晩に泊まった白馬から出発しました。





148号線から406号線に入る、この406号線が相当悪い道で所どころ災害復旧工事が行われていた。この406号線には激坂といえるような坂はなかった。


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そして鬼無里に着いて昼飯休憩、「旅の駅」でそばを食った。山奥に拓けるオアシスのような所だ。


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ここから激坂スイッチが入ります、36号線に入ります。





少し下ってから上りはじめるのだが、いきなりきつい勾配。


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少しすると「大望峠」への標識が出てくる、その大望峠を目指してひたすらひたすら漕ぎ続ける、しかしとにかく勾配がキツい。

休んでいてふと目につく黄色の標識「10%」、10%って・・・。


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そしてやっとこさたどり着いた大望峠1055M、安堵の溜息が出まくりました。そこでしばらく連峰の峰々を眺めながら休みました。


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そしてまた戸隠へと向かって走り出したのだが、峠を越えたというのに少し下ってまた上りはじめる、「嘘だろ〜」って嘆きが出る。





スマホで地図を確認して、506号線との分岐を左に曲がって戸隠の街へと入ってゆくので、その分岐点が上り坂の終点だろうと予想して頑張って漕ぐ。そして分岐点で左に曲がって戸隠の観光街へと入ったのだが・・・


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街に入っても依然として急な上り坂は続く・・・


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立ち漕ぎしながら戸隠神社を横目に見て通り過ぎる、「ねえまだあ〜、もう限界〜」って心が完全に折れそうになったとき林道に入って、やっと道がフラットになった。下の写真は安堵の一枚です。


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たどり着いた戸隠は高原もキャンプ場も戸隠神社(特に奥社)も鏡池もどれも素晴らしい最高の観光地でした。その素晴らしさは以下の記事にも書いておりますのでお暇なときに覗いてください

2015旅の記憶 戸隠高原 険しい坂を越えてたどり着いた霊山が見守る高原

この戸隠はもう一度行きたい場所の筆頭ではあるのですが・・・ちょっと考えてしまいます。

でもチャリ旅では風光明媚な観光地の景色よりも、こうやって苦労してたどり着いた行程の方が強く思い出に残っているんですね。もちろん良い思い出として。


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2016年06月23日

激坂の記憶 能登半島・県道38号線 アトラクションか!?


北陸の越前海岸や能登半島は海岸線の岩礁が特徴的で、その岩礁が日本海の荒々しい美しさを演出している。
だから海岸線に風光明媚な名所がたくさんある。しかし幹線道路の国道249号線だけを走っていたらその名所を見逃してしまう。

たとえば「義経の舟隠し」「ヤセの断崖」へ行くには県道49号線に入らなければいけない。



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義経の舟隠し 写真ではイマイチ迫力が伝わらない


能登半島を存分に満喫するには海岸線へ向かって県道に入ってゆかなければならない、但しその県道がくせ者だったりする、素晴らしい景色にたどり着くには冒険が必要だということだろうか。

そのくせ者だった道が県道38号線。





国道249号線から海岸線の方に入るのだが、海岸線へ抜けるまでに激しい勾配の激坂がかなりある。

そして海岸線に出てからのここらへん↓↓↓に「アトラクションか!?」って突っ込みたくなるくらいすさまじい勾配の激坂があります。





この坂は勢いにまかせて一気に上りきらないと、狭くて車の往来もある道なので止まると次の走り出しに相当苦労する、だから一心不乱に漕いでアタケ岬に着きました。

この道がピークでした。ここからの道はそんなにキツい坂はなくゾウゾウ鼻までたどり着いて最高の景色を眺めることができました。




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能登半島を走るときはぜひこの38号線を通ってください、アトラクション級の激坂と日本海の絶景を堪能できます。チャリダー名利につきる道です。



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